ご主人からの思い出のプレゼント『ルビーの指輪とネックレス』
今回のご紹介は 由布市 Y様 からのご依頼です。こちらの品物は、ご主人から昔プレゼントされた品物との事。
K18ゴールドにあしらわれたルビーが可愛いですね。大切に使われてきたのがわかります。
さあ、新しいジュエリーの制作です!
このブログでも何度も書いていますが「デザインは時間と共に変わっていくもの」。
大切に使われてきたジュエリーも時代の流れや、その時のご自身のお好みによって変わっていきます。美しい宝石なら今の時代に生まれ変わらせることができますよ。まさに2021verです!
ご相談を受けラフデザインを作成。ご希望は2つのルビーを使ったペンダント!指輪についている小さいダイヤは使わずに別のダイヤを加えることをご提案いたしました。
リフォームジュエリーのコツは【 宝石を全部使わないこと! 】
ありがちなのはすべて使ってごちゃごちゃしたデザインになってしまう事。余った宝石は次のリフォームの為に大切にとっておきましょう。
今回のリフォームは完全に手作りの為、2ヵ月程お時間を頂きました。完成品はこちら。
左側のダイヤは今回のリフォームの為にお取り寄せいたしました。ルビーの形が2つとも異なるためバランスよい配置とダイヤを見つけるまで時間がかかりました。
ジュエリー選びやジュエリーリフォームで大切なこと。
正面から見たデザインです。
素材はプラチナ、ネック部分はキラキラした輝きが美しいチェーンを使用。
正面から見るとお分かりの通り、ルビーが大きく見えるように少しプラチナ地金を大きめにデザインしてあります。写真ではわかりませんがトップのサイズは1円玉よりも2回りほど小さいサイズです。正面から見るとわかりませんが、斜めから自慢のショットがこちら。
ネックレスは着けているご本人が楽しむのはもちろん、見た人も楽しませるアイテム。見られるのは正面からだけではありません。
斜めや横から見たときにちゃんとした厚み・ボリュームの あり/なし でジュエリーの格が変わります。
この雰囲気が見た人に「素敵なジュエリ~」って思われるポイントです! ジュエリー選びのポイントですよ!
さらに!上2つの写真のようにジュエリーって近くから見るだけではないですね?
そう、引きでみたイメージと見え方も大切です。新品のジュエリーを買う時も同じです。引いて見たときにデザインがつぶれないことが大事です。
皆様のジュエリー選びやリフォームに役に立つ簡単なポイントをいくつかご紹介しました。
こちらのルビーは引きで見てもバッチリですね。イメージが変わりません。
お客様に完成品を見ていただくまでは、いつもドキドキしてしまいます。
Y様に「うわ~!」と喜んでいただき今回のオーダーリフォームは完成です。
大切なご主人様からの贈り物が2021年verに生まれ変わりました。これからも永くご愛用のルビーになればなによりです。
Y様、いつもありがとうございます。