豊後大野市 M様 サンゴの指輪 珠外れ修理(写真上 修理前)
本日のご紹介は、今や希少になった【赤サンゴ】の修理です。
珠が外れた状態でお預かりいたしました。
デザインによっては大きい爪で(主に4本)珠を留めることもありますが、
こちらはすっきりおしゃれに見えるよう、指輪枠に芯棒をたて サンゴに小さな穴をあけて留める
現在では主流のデザインですね。主に真珠やサンゴで使われます。
宝飾用の接着剤で珠を留めるのですが、どうしても経年変化で接着剤から取れてしまうことも・・・
いきなり珠が取れるとビックリしてしまいますね。
とはいえ、芯棒が折れたりしていなければ大丈夫!
元の接着剤を綺麗にすべて剥離し、新しい接着剤をつけて2~3日・・・出来上がりです☆
長めに接着時間を取りガッチリ留まっているか確認してお渡しです。
(写真中 修理後)
宝石屋さんとしての心配事は【使っている時に外れなかったか?】という事。
使っている時に外れると紛失はもちろん、真珠やサンゴはキズがついてしまうことも。
爪と同じくらいの強度と思って頂けるとイメージしやすいでしょうか?
簡単にできる紛失や落下の対策は【使う前に珠を軽く動かしてみる】!
親指と人差し指で挟んで軽~くクリクリ。動かなければOK、少しでも【動いた感じ】がした時は宝石屋さんへのご連絡をオススメします。もちろん当店でもOKですよ。
海から産まれるキレイな宝石たち。
これから環境変化に伴い海洋状況も変化していき、美しい真珠やサンゴはますます希少になることが予想されます。お持ちの真珠やサンゴは大切に大切にお使いください。
M様 いつもありがとうございます。