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2021.2.23プラチナ製ルビーペンダントの修理  2020年11月9日投稿アーカイブ

 

大分市 N様 (写真① ペンダントの冠と本体が切れた状態)

 

今回のご依頼は、ペンダントの修理。
プラチナ素材の本体と、チェーンを通すバチカン部分をつなげる
【丸カン】という部品が切れて外れています。
通常、切れた貴金属をつなげるにはロウ付けと言う熱を加える作業をするのですが、
宝石がついたままではできません。宝石が割れたり色が変わったりしてしまいます。
特に今回のように修理部分と宝石が近い場合なおさらです。
でも、これだけの宝石を外して修理後また石留めするのは大変。
こんな時はピンポイントで熱を加える【レーザーロウ付け】という方法があります。
レーザーロウ付けだと、その部分だけに熱が加わるので宝石がついたままでも安心です。

 

 

(写真② 完成後)


問題なく、マルカンだけが元通りになりました。
レーザーロウ付けの場合は、県外の加工業者さんにお願いするので
通常よりお預かりから納品まで少々時間がかかります。
『こんな修理できないかも』とあきらめずにご相談ください。
大切なジュエリーがよみがえりますよ!
他の部分も点検&クリーニングしてお渡しいたしました。
お手本のような、真っ赤なルビーの復活です。
Nさま、いつもありがとうございます。

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