ブラウンダイヤのペアルース

落着いた色合いのブラウンダイヤ。色あいは大人っぽく、かつ輝きはダイヤモンド。

当店でも人気アイテムの一つ。

今回はお客様の《イヤリングにしてみたい》とのご希望でデザイン画をかいてみます。

今回のブログは《こんなかんじでデザイン画をかいていますよ～》のご紹介です。

シンプルなイヤリング作成ですのでイメージが伝わる程度ですがオーダーやリフォームのご参考に。

しっかりとしたブラウンカラー

薄すぎず濃すぎず。この辺りのお好みは皆さんそれぞれですが、私はこの辺りのバランスが好き。

ペアでも色合いが良く合っていますね。どちらも0.5ctアップ。

0.5カラット≠約５ｍｍなので耳元にしっかりした存在感です。

デザイン画。大切なのはお客様からお伺いしたいのか、こちらからお伝えしたいのか。

デザイン画を描くときはしっかりとした目的をもって書くことが大切。目的の種類はいくつかに分けられますが

・お客様の頭の中にある完成イメージをヒアリングしながらデザイン画に落とし込んでいくパターン

オリジナルデザインのオーダー品やリフォーム品に多い作業です。お客様のイメージを崩さないように、なおかつアドバイスを加えながら形にしていく作業。デザイン画も１度ではなくお客様のリクエストをくわえて何度も書き換える事も。途中からのお客様の新アイデアも加えていきます。

 

・こちらがお客様にお伝えしたいパターンを伝えるためにデザイン画を画くパターン

先ほどとは逆にこちらの頭の中をお客様に伝えるパターン。今回のデザイン画はこちら。《シンプルなダイヤイヤリング》というご希望からジュエリーにお詳しいお客様なら何となくイメージが浮かぶと思います。細かい部分の仕様のご説明の為に画くデザイン画です。

なんとなーく落書きのようなラフデザインからイメージスタート。

デザインと言うよりデザイン画内のレイアウトを考えています。

今回お伝えしたい点は３つ

イヤリング制作にあたってお客様にお伝えしたいことは３つ。

・ブラウンダイヤと金具の色のバランス

・ダイヤの留め金具の横から光が入り込む点

・ダイヤの留め爪の本数

以上の点がわかりやすいようにデザインを描きます。

下書きの上から着色用のペンで描いていきます。横から見た感じがお分かりになりますか？

言葉だけのご説明よりわかりやすいですね。

着色中。実際の宝石を見ながら色の調整。

ブラウンダイヤを使ってジュエリーを作る場合、イエローゴールドやピンクゴールドを使うことが多いのですがご依頼のお客様のお手持ちのジュエリーはプラチナが多いのでお客様に合わせてのご提案。プラチナ枠も落ち着いていいですね。

完成

簡単ですがイメージ画の完成です。

台紙に乗せて詳細を記載いたします。

今回はデザイン画をお描きしましたが、空枠のサンプルでご覧いただく場合もまさにお客様によってケースバイケース。お客様によって最適なご提案ができるよう心がけています。

オーダーやリフォームをお考えの方。まずはご相談ください。

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