臼杵市　Kさま　ガーネットリングからのリフォーム （写真上　リフォーム前）

今回は、指輪からネックレスへリフォームのご紹介です。
とてもきれいなガーネット。昔の指輪デザインのままだと、どうしても使いにくいですね。
宝石が人間だとしたら、周りのデザインは衣服のようなもの。
時代によって作り替えるのも宝石の楽しみ方ですね。

このガーネット、正面から見ると宝石裏面カットの輝きが光の加減でキラキラ美しく、深い色とのコントラストがたまりません。ルース(裸石）の状態で手のひらでコロコロ転がしながら眺めるだけでも楽しいですね。大きさもとても大きく4カラット。
「お嬢様と兼用できるように」とのご依頼でしたので、大きさとの兼ね合いも考え、シンプルなペンダントネックレスでのご提案。石の留め方は爪ではなく全体を囲むような【覆輪留め】という留め方。お嬢様の誕生石でもあるガーネットが、胸元で可愛くコロコロ転がる丸みのあるイメージでデザインしました。

（写真下　リフォーム後　完成品ペンダントネックレス）

大きめのガーネットに負けないように、チェーンもややしっかりした物を使用。
使う人やお洋服によって、長さが自由に調整できるようスライド金具がついています。

ガーネットは日本名で柘榴石（ざくろいし）。その名の通りに真っ赤な石をイメージしてしまいますが、実は様々なカラーバリエーションがある宝石。ダイヤモンドのように輝く、緑のガーネットもあるんですよ♪

さて、今回はリングからネックレスのリフォームでした。
新しい服をきて生まれ変わった、美しいガーネット。Kさまのご家族で末永くご愛用頂ければとおもいます。
Kさま、いつもありがとうございます。